安定した試験条件

電動試験ヘッドまたはVコンセプトで高さのある試料の試験も可能にします。試料はサイズと高さに関係なく、正確で再現性の高い結果を確保するために同じ高さで留まります。

最適な作業高さ

デュラミン-650は、試料表面に接触するまで測定タレットを下に移動させることで、適切な作業高さへと自動調整します。

自動保護

機械は衝突、不意の振動、移動の発生時、自動停止します。これによって圧子とレンズの破損防止、最適なオペレータ安全性が確保されます。

圧子と対物レンズの自動切り替え

デュラミン-650には、それぞれ最高3個の圧子と対物レンズの切り替えを円滑化する6位置自動タレットが用意されています。圧子と対物レンズの切り替えは完全自動で実施されるので、ズレやオペレータのエラーが防止されます。

オプションのオーバービューカメラを使用すると、マウスを数回クリックするだけで、試料の端から端まで連続的な試験点の位置決め、連続試験の実施が行えます。

オプションの試験点編集機能

デュラミン-650は、完全自動試験で測定ラインをセットアップし、試験点を編集します。

特定用途ソフトウェアモジュール

幅広いニーズに対応するために溶接測定モジュール、表面マッピング、エッジ検出、KIC破壊靭性計算プログラムなどの特定用途ソフトウェアモジュールが用意されています。

負荷時の精度

ロードセル技術はデッドウエイトシステムから一般的なオーバーシュートとアンダーシュートを解消することで、正確さと再現性を確保した負荷を可能にします。機械的な重錘を使用しないため、摩擦問題が生じない、振動によるズレの影響を受けにくくなります。負荷、圧子の押し込み、除荷、フォーカス、評価の測定サイクルは電動測定タレットを組み合わせることで、短時間で実施できます。